屈折矯正手術(ICL/IPCL)
屈折矯正手術(ICL/IPCL)は「眼内コンタクトレンズ」とも呼ばれ、目の中にレンズを移植して視力を矯正する手術です。挿入したレンズは長期間の使用を想定して作られており、眼鏡やコンタクトレンズの取り外しやケアの手間を軽減できる場合があります。
ICL/IPCLがおすすめの方
ICL/IPCLは次のような方に適した治療です。
- 眼鏡やコンタクトレンズに頼らず生活したい方。
- 角膜を削らない手術をご希望の方。
- 強い近視や角膜が薄いなどの理由で、
レーシック手術の適応外と判断された方。 - 日帰りで手術をご希望の方。
ICLとIPCLの違い
ICLとIPCLは、いずれも水晶体を残して
眼内にレンズを留置する屈折矯正手術です。
どちらが優れているということではなく、
特性に違いがあります。
患者さまの目の状態やご希望に応じて、
適したレンズをご提案します。
| ICL | IPCL | |
|---|---|---|
| メーカー | STAAR Surgical社 | EyeOL社 |
| 国内承認 | 2010年 | 2025年4月 |
| 対象年齢 | 21歳〜45歳 | 18歳〜45歳 |
| レンズ素材 | コラマー(Collamer) | 親水性アクリル |
| 老眼への対応 (多焦点レンズ) |
多焦点レンズあり | 遠近両用の多焦点(マルチフォーカル)レンズあり |
| レンズの取り出し | 可能 | 可能 |
ICL/IPCL手術とほかの
眼科手術の違い
ICL/IPCL手術について、
レーシック手術と白内障手術を
比較しながら解説します。
レーシック手術との違い
また、レーシック手術は角膜を削るため元の状態に戻すことはできませんが、ICL/IPCLは必要に応じてレンズを取り出すことが可能です。ただし、適応や目の状態によってはご希望通りにならない場合があります。
白内障手術との違い
一方ICL/IPCLは、水晶体を残したままレンズを追加で挿入し、視力を矯正します。
ICL/IPCLの特徴
ICL/IPCLの「5つのメリット」をご紹介します。
色鮮やかでクリアな見え方
- 見え方には個人差があります。
幅広い矯正範囲
※術前検査の結果によってはICL/IPCLの適応外となる場合があります。
長期的な安定性
ドライアイのリスク軽減
目から入る紫外線をブロック
※UV吸収サングラスの代わりにはできません。
ICL/IPCL手術の流れ
ICL/IPCL手術の所要時間は目安として片目約15分、両目で約30分程度ですが、症例や手術内容により前後します。手術は以下の流れで行います。
- 1.眼球を約3mm切開し、インジェクターという器具で
折りたたんだ眼内レンズを挿入します。 - 2.眼内レンズが目の中でゆっくり広がります。
- 3.眼内レンズの支持部を虹彩の後ろに挿入して固定します。
- 4.眼内レンズを虹彩の裏側(毛様溝)に留置します。
当院のICL/IPCLの費用
| 手術内容 | 通常価格 | 開院記念価格 |
|---|---|---|
| ICL 乱視なし 両眼 | 550,000円 | 495,000円 |
| ICL 乱視あり 両眼 | 660,000円 | 605,000円 |
| 海外オーダーメイドICL 両眼 | 770,000円 | 715,000円 |
| 多焦点IPCL 両眼 | 770,000円 | 715,000円 |
開院記念価格:
先着50名さま、または2026年12月末まで
レンズは患者さまごとにオーダーメイドで製作するため、ご入金確認後に発注いたします。
発注後に手術をキャンセルされた場合は、レンズ製作費用等の実費が発生するため、返金額はお支払金額の半額となります(返金条件の詳細は事前にご説明します)。
【レンズ発注・手術準備費用】
乱視なし:
両眼 220,000円 片眼 130,000円
乱視あり:
両眼 330,000円 片眼 160,000円
海外オーダー:
両眼 500,000円 片眼 240,000円
ICLレンズは、多くの場合、規格内のレンズで対応できます。度数や乱視の程度によって海外オーダーメイド発注となる場合があります。
その場合、レンズ費用が高額となるため、通常とは手術費用が異なります。
術前検査後に事前にご説明いたします。
※紹介制度をご利用の方、学生の方は、料金の適用条件やお支払方法についてスタッフまでお問い合わせください。
※生命保険などにご加入の場合、手術給付金の対象となることがあります。詳細につきましては、ご加入の保険会社へお問い合わせください。
※表示価格はすべて税込です。
スターサージカル
ICL認定医による手術
※スターサージカル ICL認定医:ICLレンズを取り扱うSTAAR Surgical社が認定する認定医資格です。
スターサージカル、ICLの全世界累計販売枚数が400万枚を突破
よくあるご質問
- Q.なぜICL/IPCL手術は費用が高いのですか?
- A.ICL/IPCLレンズは長期間、目の中に留置することを前提に、新しい技術と精度で製作されているためです。また、手術には高水準のスキルが必要です。初期費用はかかりますが、長期的にはコンタクトレンズの費用負担を抑えられる可能性もあります。
- Q.ICL/IPCL手術が受けられる人に条件はありますか?
- A.年齢や術前の等価球面度数(近視・乱視の度数)など、数値による適応条件があります。条件はレンズの種類(ICL/IPCL)によって異なる場合があります。また、目の状態によっては手術が行えないこともあります。そのため、手術前に詳しく検査を行い、手術が受けられるかどうかを判断いたします。
- Q.手術中や手術後の痛みはありますか?
- A.手術では点眼麻酔に加えて、前房内麻酔も併用して行います。痛みの感じ方には個人差がありますが、手術中は照明の光を感じる程度で、手術の様子がはっきり見えるわけではありません。
また、緊張や不安、恐怖心が強い場合には、痛みを感じやすくなることがあります。そのため、必要に応じて低濃度笑気麻酔を併用し、リラックスした状態で手術を受けていただけるよう対応しています。
それでもご不安が強い方には、内服薬を処方することも可能です。患者さまの状態やご希望に合わせて痛みや不安への対策を行っていますので、心配なことがあればお気軽にご相談ください。 - Q.手術後の注意点はありますか?
- A.手術後しばらくは、目を保護するためにゴーグルを着用していただきます。当日の入浴やシャワーは控えてください。術後約1ヶ月は目元のメイクを控えていただきます。さらに、目の酷使は避け、手術の翌日はお仕事などをお休みして安静にお過ごしください。手術当日の見え方はぼんやりしていますが、翌日から徐々に安定し鮮やかに見えるようになっていきます。